Project1:「オウトウネガウ」

©鴉


~あらすじ~

夢の中のお話。4人は、それぞれ悩みを抱えていて、夢の中で宇宙を周回する小さな宇宙ステーションに滞在する。

それぞれに届く「オウトウネガウ」という短い文章。

それぞれ分からないなりに機械を動かすと、どこからか音が聞こえてきた「…ああ!やっと繋がった!!」

4人はそれぞれ、声の主がお願いする事をこなしていく。

それはどこか、自分の悩みと近からず遠からずなお願いごとだった。

声の主はお礼に、「歌」を授けた。その歌は、4人それぞれを悩みを具現化したような歌だった。

声の主は言う。「その歌をどうか覚えておいてくださいな。きっと支えになるから」

翌朝、4人にそれぞれ変化があった。

4人を見届けた声の主、すると、後日また4人目の人が来た。どうした、悩みは好転し始めただろう、

なぜ来たのです。と声の主は言う。4人目はこう言った。

「あなたはどうしてここにずっと居続けるのですか。そしてここは何なのですか。

そのことを一日中考えていたら、またここに来てしまいました。」

声の主は言う「…そんな人初めてですよ。…仕方ありません、お話しましょう」

声の主が何を語ったのか。それは…


~CAST~

イラスト:柴田あきこ

     ちなあなご